おしゃれなラグ・カーペット

ラグ・カーペット

ラグ・カーペットはお部屋全体のテイストを左右する主役としての役割はもちろん、部分的なアクセントとしてのお洒落アイテムや、床の汚れ防止や防音などの暮らしを便利にすることもできます。是非あなたのお部屋にぴったりの1枚を見つけてみてくださいね。

 ラグマット×玄関マット

ラグマット×玄関マット

サイズも小さいし部屋のコーディネートとはあまり関係ないしと後回しにされがちな玄関マットですが、家に入って1番に目にするインテリアとして第一印象を決めてしまうと言っても過言ではありません。玄関マットにしっかりとこだわりを持って選ぶことで、部屋の隅々までお洒落を行き届かせる、上級者への第一歩となりますよ。

商品を見る
 ラグ×リビング

ラグ×リビング

家族が集まる団らん、一人暮らしで寛ぐ空間、家の中で最も大きく重要な空間であるリビング。テーブルやソファなど大型の家具もある分なかなか簡単に模様替えやイメージチェンジもできないですよね....。そんな中で最も大きな面積を占めるインテリアであるラグを入れ替えてみるだけで、お部屋の雰囲気はグッとお洒落に変えることができますよ!

商品を見る
 キッチンマット

キッチンマット

1日のうちにキッチンに立っている時間が1番長いかも....なんていう方もいらっしゃるのではないでしょうか?調理器具などに目が行きがちなキッチンですが、キッチンマットをお洒落にすることでフっと下を見た時に心が躍るステキな空間にすることができ、料理がより一層楽しくなります♪

商品を見る
 ラグ×ダイニング

ラグ×ダイニング

ダイニングは食べカスがこぼれたりで汚れがち...だからラグを敷くのはやめておこうという方も多いかもしれません。ですが家族の食卓を大事にするという意味では、お洒落なラグなどのインテリアで視覚から空間を彩り、より食事の時間が楽しくなるかもしれません。是非楽しい食事の時間を想像しながら選んでみてください!

商品を見る
 ラグ×小さめ

ラグ×小さめ

お部屋自体がそれほど大きくないからラグも小さめなものが欲しい、部屋の主役として敷くのではなくワンポイントのアクセントとしてコンパクトなものを敷きたい、こういったお声をよくいただきます。ワンポイントにおすすめな約90×130cmサイズや、一人暮らしのお部屋におすすめなコンパクトは約140×200cmサイズのラグを中心にご紹介します。

商品を見る
 ラグ×モロッカン/ベニワレン

ラグ×モロッカン/ベニワレン

ベニワレンラグとは、モロッコの原住民族で北部の山岳地帯に住む遊牧民・ベルベル族がベニワレンという地域で織った希少性が非常に高いラグのことを言います。

元々はベルベル族の女性が嫁ぐ際、婚約から結婚までの数ヶ月の間に家畜の羊毛から手織りで織り、家に入る際に持っていく、日本で言う嫁入り道具のような形で使われていました。そのためベニワレンのひし形模様には「家を守る」という意味が込められているんです。「家を守るために家族への思いを込めて織ったラグ」この背景を知るだけで、ベニワレンラグに対する見方や感じ方が変わってきますよね!

商品を見る
 ラグ×ヴィンテージ

ラグ×ヴィンテージ

まるで何十年と使い込んできたかのような深い味わいのあるヴィンテージテイストラグ。その深みはお部屋をワンランク上の大人の空間へと変えてくれます。

ヴィンテージと聞くとお部屋に敷くのに少しハードルを感じてしまう方もいるかもしれませんが、実は他のテイストとの相性もバッチリで様々なお部屋に合わせることができるんです。北欧テイストやモダンテイストなど、是非お部屋に合わせてお洒落を楽しんでみてください!

商品を見る
 ラグ×北欧/ナチュラル

ラグ×北欧/ナチュラル

北欧風のベースとなるのは白やグレーといったナチュラルカラーです。なぜ白っぽい壁や床を取り入れるかというと、長い暗い夜でもお部屋の中を明るくするため。この白い壁は、木製の北欧家具や、鮮やかで楽しげなデザイン北欧雑貨の色味を引き立たせる大切な役割もあります。全体に統一感を持たせるために、ラグマットもシンプルなナチュラルカラーを敷いてあげると一体感のある広々としたお部屋にすることができますよ。

商品を見る
 ラグ×一人暮らし

ラグ×一人暮らし

「一人暮らしのワンルームの部屋・・・大きなものは置けないからラグはいらないかな」「お部屋の見た目を変えるだけならラグを敷かなくても良いかな」「でも床のままでは座ったときに痛いし・・・」

そんな風に一人暮らしのお部屋にラグを敷くべきか、そもそも必要なのか、悩んでいませんか?
実はラグや絨毯にはインテリアコーディネートだけじゃなく、お部屋をより一層快適にする役割もあるんです!

お部屋が広くなくても敷けるコンパクトでお洒落な機能性ラグを敷いてみてください。

商品を見る
 ラグ×ギャッベ

ラグ×ギャッベ

ギャッベはイランの遊牧民の母から娘へと受け継がれていく伝統的な織物です。小さい頃からギャッベの上で育ち、結婚の際にギャッベを織り上げ嫁入りするのです。
『温かい家庭を築きたい!』そんな思いから織られるギャッベは、使い捨てではなく、一生涯使える丈夫な織物。大自然の恵みと人の手で織りなす温かさは言葉にできない不思議なパワーを持っています。

商品を見る
 ラグ×シャギー調

ラグ×シャギー調

毛足が長く肌触りがふわふわ&やわらかなのが特徴のシャギーラグ。あまりの気持ちよさについつい寝転んでしまうほど。そのフワッと長く立体的な毛足が無機質な日本のリビングとの相性も抜群なのも人気の理由の1つ。長く不均一な毛足なため細かな柄を出すことができないのが気になるところではありますが、それでもお洒落なデザインも増えています。そんなお洒落な1枚をご紹介します。

商品を見る
 ラグ×ウィルトン織り

ラグ×ウィルトン織り

ペルシャ絨毯、トルコ絨毯・・・耳にしたことがあるって方、多いと思います。これはきっと産地を指すんだろうなぁというのは、容易に想像できます。じゃあウィルトン織りはどうでしょう?ウィルトン(Wilton)とはイギリスのウィルトシャー(Wiltshire)が由来となります。ウィルトン織りは18世紀半ばにこの地方で初めて作られた織物なので、ウィルトン織りと名付けられました。手織りのような風合いを機械織りで再現した、とても繊細な織模様が特徴の高級カーペットです。うっとりするようなオリエンタル柄や、最近ではシンプルでモダンなスタイルのものも登場しています。

商品を見る
 ラグ×キルト/パッチワーク

ラグ×キルト/パッチワーク

”キルト”(Quilt)は、表布と裏布の間に芯である中綿などを挟み、表布・綿・裏布の三層を針で縫い合わせたもので、”キルティング”ともいいます。また”パッチワーク”は、色々なデザインや色、サイズの布をつなぎ合わせて、好みのパターンを作り出すことで、”つぎはぎ”にデザイン性をプラスしておしゃれな作品を作っていくというイメージになります。つまり”パッチワーク/キルトラグ”とは、様々な布をつなぎ合わせてひとつの布にしたものをラグとしてお洒落に整えたものなのです。

商品を見る
 ラグ×3畳

ラグ×3畳

日本特有のサイズである「畳」や「帖」、部屋のサイズが8畳だからラグのサイズは3畳分にしたいといった決め方をする方も多いのではないでしょうか?一般的にリビングに敷くように最も人気なのが3畳サイズのラグです。3畳サイズの約200×250cmとこれに近い約190×190cmサイズを中心にご紹介します。

商品を見る
 ラグ×赤ちゃん/子供も安心

ラグ×赤ちゃん/子供も安心

大人だけで暮らしているご家庭でのラグと、赤ちゃんや小さい子供がいるご家庭でのラグとでは求められるものは全く異なります。デザイン性やお部屋との統一感などが第一に求められる前者に対して、後者に求められるのは第一に機能性ですよね。赤ちゃんが寝る場所だから常に洗って清潔に保ちたい....。ダニが溜まらないか心配...。万が一火事が起こったときに燃え広がったらどうしよう...などなど心配事は尽きません。そんな方に安心して使える機能性抜群のラグをご紹介します。また様々なデザインがあるからデザイン性を諦める必要もありません。

商品を見る
 ラグ×グレー/ブラック

ラグ×グレー/ブラック

グレー/ブラック系のラグマットは、海外インテリアのように洗練された雰囲気が出せるだけでなく、どんなインテリアや空間にも馴染むことができる、初心者から上級者まで誰にでも使いやすい定番のカラーです。どんなラグを敷こうか迷っている方は、まずはここから始めてみてはいかがでしょうか?

商品を見る
 ラグ×ベージュ/ブラウン

ラグ×ベージュ/ブラウン

ベージュ/ブラウンは、「中間色」「温暖色」の性質を持っており、赤やオレンジといった暖色に黒が加わり暗くなった色です。木や土、大地といった自然を感じさせるブラウンは温もりや居心地の良さといった安心感を与えてくれます。そして、空間の中に馴染みやすく調和します。どんな部屋にも合わせられるからこそ、選び方でお部屋の印象がガラリと変わりますので、インテリアの雰囲気に合ったベージュ/ブラウンのラグマットを選んでみてくださいね。

商品を見る
 ラグ×アイボリー/ホワイト

ラグ×アイボリー/ホワイト

清潔感と透明感のあるカラーと言えばアイボリー/ホワイト系と言っても過言ではありません。定番でどんな空間、インテリアにも合わせることができるのでお部屋の完成度を上げるのには持ってこいのアイテムです!部屋の中心に清潔感あるラグを敷くことでお部屋全体の雰囲気を明るく綺麗にしてくれますよ!

商品を見る
 ラグ×イエロー/グリーン

ラグ×イエロー/グリーン

イエロー/グリーン系のラグマットは自然を彷彿とさせ、日本で多いウッドブラウン系の床材との相性が抜群です。家全体に馴染みながらもインパクトのあるカラーリングで映える空間にしてくれるため、ラグマット1枚でお部屋のオシャレ度をアップしてくれるんです。人気の北欧/ナチュラルテイストのインテリアとの相性抜群なだけでなく、モダンやアウトドアスタイルなどにも取り入れられる、汎用性の高いカラーリングです。

商品を見る
 ラグ×ネイビー/ブルー

ラグ×ネイビー/ブルー

ブルーと言ってもライトブルーやネイビー、ブルーグレーなどさまざまなブルーがあります。それぞれ持っているイメージがありますよね。大事なことはお部屋にあうブルーを選ぶこと。もともとブルーは寒色で爽やかさが感じられるカラーです。特にライトブルーは涼し気で清潔な印象が強くなります。一方、ダークブルーは清涼感もありますが知的な印象に。お部屋に求めるイメージにあうブルーをまずは検討してみましょう。

商品を見る
 ラグ×レッド/ピンク

ラグ×レッド/ピンク

ラグの色は白やベージュがよく選ばれますが、なんだか物足りないとか、もう少し温かみや遊びが欲しいということもありますよね。そんな方にはレッド/ピンク系がおすすめです。レッド/ピンク系は敷き方によっては少し子供っぽさが出てしまいがちですが、しっかりとお部屋に合わせて敷くことで、洗練された大人の空間へとコーディネートしてくれます。あなたのお部屋に合った1枚を選んでみてください。

商品を見る
 ラグ×正方形

ラグ×正方形

リビング、寝室、ダイニングなど想像以上に用途の多い正方形ラグ。その中でも特に200×200cmは最もお家のサイズ感に合わせやすい汎用性の高いサイズでもあります。ひとり暮らし部屋の空きスペースをぴったり埋め尽くすくらいのサイズでもあるため、部屋に敷き詰めたいと考えている方にもおすすめです。

商品を見る
 ラグ×長方形

ラグ×長方形

ダイニングテーブル、リビングテーブル、ソファ、ベッドなどインテリアの多くは横長となっていますよね。またそのためお部屋の空きスペースも横長縦長な形になりがちです。それに合わせてラグを選んでいくと、必然的に長方形のラグとなってきます。あなたのお部屋に合った長方形ラグを選んでみてくださいね。

商品を見る
 ラグ×滑り止め

ラグ×滑り止め

日本の住宅のフローリングなどではラグマットが滑ってすぐにズレてしまう、子供が滑って危ない!なんていう悩みをお持ちの方が意外と多いはず。そのお悩みの解決のために滑り止め加工を施されているラグマットも多くありますが、意外と知らない方も多くいらっしゃいます。これを機にお悩み解決のための1枚を選んでみてください。

商品を見る
 ラグ×コットン

ラグ×コットン

サラッと柔らかな触り心地が特徴的な天然コットンを使用したラグ。天然素材ならではの素材感と触り心地で1年中使えるものが多くなっており、またお手入れもしやすいため、お洒落だけど毎シーズン買い替えたりするのは面倒....という方などには特におすすめです。

商品を見る
 ラグ×洗える

ラグ×洗える

どんなにお洒落なラグマットでも、使っていたら汚れるもの。汚れや劣化を深みや味として楽しめるモノもあり、魅力の1つではありますが、清潔に使えるに越したことはありませんよね。洗濯機で丸洗いできれば嬉しいけど、手洗いできるだけでもいい。常に清潔なお部屋で過ごしたい綺麗好きな方のためのお洒落な1枚をご紹介します。

商品を見る
 ラグ×ウール

ラグ×ウール

天然ウールには調湿機能や防汚機能、撥水機能など生きている素材ならではの機能が多く備わってます。また耐久性にも優れ汚れや劣化も深みとして蓄積していくため、使えば使うほどに馴染んでいく自分だけのオンリーワンラグへの変化を楽しむことができるとてもおすすめの商品です。

商品を見る

〜ラグ・カーペットの基礎知識〜

−ラグって何で敷くの?

フローリングの部屋であれば、ラグの購入を考える機会があると思います。

でも、「なぜ、ラグを敷くのか?」とラグの必要性に疑問を感じることってありますよね?おしゃれに見せるだけのアイテムだとしたら、ラグに必要性を感じない人も多いはず。そこでラグを敷くと、どんなメリットがあるのかをご説明します。

 

メリット①:ラグがあると暖かくなる

 

冬になると、「フローリングが冷たくて耐えられない」という経験をしたことはありませんか?床暖房機能のないフローリングは、想像以上に冷たいもの。特に、冷え性の女性であれば深刻な問題。

そんな冷え対策に、ラグが役に立ちます。いくつもの繊維が絡まって作られているラグには、繊維の間に空気がたくさん含まれており、断熱効果が期待できます。素材感のあるラグは、見ているだけで気持ちも暖まりますよ。発熱・温感機能のラグを敷けば、さらに冷え対策に効果的があります。

涼しくなるラグもある

ラグは一般的に「敷くと暖かいインテリアアイテム」として知られていますが、冷感機能の付いたラグもあります。接触冷感生地を使ったラグを敷けば、触れた瞬間しっとりと冷たさを感じ、いつまでもサラッと感が続くので快適。冬は温感ラグを」「夏は冷感ラグを」と使い分ければ、ラグで手軽に模様替えもでき、過ごしやすい空間になります。


メリット②:インテリアのアクセントになる

 

色鮮やかで素材感のあるラグには、「ゾーニング効果」があります。

ゾーニングとは、空間を視覚的・機能的に分ける計画のこと。空間デザインを考えるうえで基本になるものです。

たとえば、ソファの下にラグを敷けば、「ここはリビングスペース」と視覚に訴えることができます。ラグを敷いてゾーニング計画を行えば、空間がまとまってスッキリと見せることができます。ラグは面積が大きい分、敷けだけでお部屋の雰囲気をより一層引き立ててくれます。

 

メリット③:傷や凹みから守ってくれる

 

模様替えで家具を引きずったり、重い物を落としたときに気になるのが、「フローリングの傷」ですよね。

ソファやイスを少しだけ動かしたいとき、「わざわざ持ち上げるのが面倒だから」と、力任せに引きずってしまい、フローリングに傷を付けた経験は誰しもあるはず。引きずらなくても、重い家具を長時間同じ場所に置いておくと、フローリングに凹んだ跡が残ります。

ソファやダイニングセットの下にラグを敷くことで、フローリングの傷や凹みから守ってくれますよ。

 

メリット④:音を吸収してくれる

 

マンションやアパートの2階以上に住んでいる方は、「下の階に生活音が響いていないか」と気になったことはありませんか?音に関する隣人間でのトラブルは相次ぎます。小さいお子さんがいるご家庭では、特に気になる問題だと思います。

そこでラグの出番。ラグは繊維の間に空気を含むので、「歩行音」や物を落とした時の「衝撃音」をおさえてくれる機能があります。厚みがあって、パイル密度(繊維の密度)が高いラグほど、吸音性も高くなります。防音機能の付いたラグなんかもあります。

 

メリット⑤:クッション代わりになる

 

繊維の間に空気をたくさん含んでいるラグは、保温性だけではなく、クッション性にも富んでいます。歩行時の衝撃を吸収し、疲れにくく歩きやすくサポートする機能も備えているのです。

住宅内では「歩行性」を重視している家庭は少ないですが、「クッション性」はあると便利。座の暮らしで慣れている日本人は、イスやソファがあっても、気が付けば床の上に座る人も多いでしょう。そんなときに、ラグはクッション代わりに使えます。

 

メリット⑥:ゴミを吸着させる

 

複数の繊維が絡まってできているラグは、ホコリやゴミをキャッチし、ゴミが空気中に舞うのを防いでくれます。実際に、「ラグを敷いた環境」と「敷かない環境」を比較すると、ラグを敷いた方がゴミが舞い上がらなかった、という実験データもあるくらいなのです。

 

まとめ

フローリングにラグを敷くことのメリットについてまとめます。

  1. 冷気や熱を防ぐ
  2. ゾーニングができる
  3. 床や家具の傷つき防止
  4. 防音効果がある
  5. 歩行・クッション性がある
  6. ホコリを吸着してくれる

ラグは敷かなくても生活ができますが、あれば便利なインテリアアイテム。これだけの機能があるなら、フローリングの住宅への必要性は高まります。

 

 

−ラグとカーペットって違うの?

お部屋に何か敷物を敷こうかなと考えたとき、ふとこんな疑問を持ったことはないでしょうか。「私がイメージしているものってラグ?それともカーペット?いやいや、小さ目だからラグマット?それとも絨毯?なんて調べればいいの??

欲しいもののイメージがあるのに、それを正しく呼べているのか自信がない。
今回は敷物の呼び方について、欲しい敷物を的確に指し示すことができる ことを重視してご案内します。

 

カーペットとラグの違いはサイズと敷き方です

ずばり!カーペットとラグの一番大きな違いは、サイズです。

ラグ【rug】
部屋全体に敷きつめるのではなく、ソファの足元など、床の一部に敷く厚手の敷物。◇「ラグマット」ともいう。

講談社 家とインテリアの用語がわかる辞典について

部屋の中で部分的に敷く、比較的小さいものをラグ(=ラグマット) と呼びます。

 



 

それに対してカーペット(=絨毯)は、部屋の床に合わせてぴったり敷き込むものと考えてください。

 



 

実のところ、ものすごく大きいサイズのラグが存在していたり、足元にちょこっと敷くだけのものにカーペットと名前が付けられていたり、実生活を鑑みるとその呼び方にはかなりの曖昧さがあります。

別にラグをカーペットみたいに使ったり、その逆をしても良いのです。
しかしながら、いざ購入を考えたときに、「ラグ」で検索をするか「カーペット」で検索をするか、本当に欲しいものにダイレクトにたどり着けるかどうかは変わってきます。求めているものに早くたどり着くには、それが「ラグ」なのか「カーペット」なのかは区別したほうが賢くお買い物ができます。

 

−ラグってどうやって選べばいいの?

ソファや机の足元に敷く「ラグ」。インテリアがオシャレになるだけでなく、フローリングの傷やからだの冷えを防止するなど大切な機能がたくさんあります。

「ラグを敷きたい!」とはいえ、カーペットよりもデザインが豊富で、形状・サイズ・柄などもさまざま。どうやってお気に入りの1枚を見つければいいのか、分かりづらいものでもあります。そこで、「ラグってどう選べばいいの?」とお悩み中のあなたへ。プロが教えるラグ選びの順番&ポイントを紹介していきます!

 

プロが教えるラグを選びの順番はこれだ

  1. 好きなスタイルをイメージする
  2. ラグの色やデザインをリストアップする
  3. ラグの種類を選ぶ

ラグ選びで失敗しないための秘訣「3ステップ」です!では、くわしくお話ししていきますね。

 

1.好きなスタイルをイメージする

 

まずは、自分の好きな部屋をイメージしてみましょう!

インテリア初心者はすぐに商品を選びにいきがち。でも、その前に部屋のイメージをはっきりさせておけば、ある程度の数まで絞ることが可能です。

日本の家は賃貸が多く、ホワイト系の壁紙でナチュラルな色の床材がほぼ9割を占めるといわれています。そこで、初心者向けにおすすめなのはスウェーデンやフィンランドで多く見られるインテリアスタイル「北欧ナチュラルスタイル」。

これをベースに、

  1. 全体を木やアースカラーで統一して、明るいカラーのアクセントを入れる
  2. ブラウン系などしまる色を入れて高級感を出す

のどちらかにもっていきましょう。要するに、

  1. ナチュラル(自然的)が好き?
  2. モダン(現代的)が好き?

ということですね。

ちなみに、インテリアスタイルの種類は、北欧のほかにもモダン・和風・カントリーなどがありますよ。部屋のイメージを決めるときは、「自分の好きな雰囲気」を最優先させてください。すでに部屋にある、木目の床や開き戸のドアなどをそのまま活かせるものでもOK!ポイントは「楽しみながら考えること」です。

 

2.ラグの色やデザインをリストアップする

 

次に決めたいのがラグの役割。部屋のインテリアの中で、ラグをどのような位置づけにもっていくのかを考えます。

  1. メインカラーとして部屋になじませる
  2. アクセントカラーとして目立たせる
  3. ほかのインテリア・壁紙と合わせる

売れ筋の良いカラーは、薄いグレー・アイボリー・ベージュ系。少しくすんだ感じのグリーンやブルーなども大変人気です!部屋の中で大きな面積を占めるソファーやラグは、どちらもメインカラー的存在。でも、ソファーにくらべて季節感や気分でチェンジしやすいのがラグの魅力です。人間は自然界の状態に近い色を好む傾向があります。地面が濃い土の色、空が明るい水色や白。これらを参考にすると、床にあるラグはソファーよりも下にあるので少し濃いめのアースカラーにするとGOOD!部屋がしまって見えますよ。

また、ラグのさまざまな柄やデザインも、ベースカラー・アクセントカラーのどちらとして目立たせたいのかを考えましょう!

最後に、違和感がないかを想像しながらリストアップ!楽しみながら好きなものをえらぶのが個性です。

 

3.ラグの種類を選ぶ

ラグは、色やデザインのほかにも肌ざわり・価格・機能などいろんな種類があります。実際に使ってから後悔しないためにも、それぞれの特長を少しだけ覚えてからラグを選びましょう!主な種類は以下の4つです。

  1. ループタイプ
  2. シャギーラグ
  3. 綿などの手織り
  4. フランネル素材の生地+中綿

もともと、ラグは靴文化のヨーロッパから来たもの。土足で踏むことを想定して、耐久性に優れたループタイプを中心に生産されてきました。ラグの上に寝転ぶなんてことはなく、ホコリが舞い上がらないように吸着させるのが目的なんです。

一方、素足や素肌などラグに直接触れることが多い日本では、肌ざわり重視の素材がマッチ。ヨーロッパで高級なものは、ラグの上で寝そべりたいという日本人独特の使い方には合わないんです。

では、それぞれの種類を見ていきましょう!

耐久性に優れた「ループタイプ」

 

毛先をカットせず、輪状のままのループタイプ。ラグ・じゅうたんの原型というだけあり、ヨーロッパの土足文化にそって耐久性が重視されています。その分、価格はやや高め。柄のデザインは豊富で幅広いイメージとマッチしますが、寝転がる日本のリビングとの相性はあまり良くないと思います。

 

肌ざわりの良い「シャギーラグ」

 

植毛のように、毛足を植えていくシャギーラグ。肌ざわりがふわふわ&やわらかなものが多く、日本のリビングとの相性もGOODです。髪の毛よりも極細のマイクロファイバーを使ったラグは、ヨーロッパなど海外でも高評価。無地のバリエーションは豊富ですが、柄物は少ないのが残念です。

 

ナチュラルな「手織り」

 

綿やウールなどの素材を手織りの織機で織り上げたラグ。自由なデザインが持ち味で、ナチュラルなオシャレ感が演出できます。熟練技をもつ職人さんによる手作業なので、大量生産ができず少しお高め。近年、インテリアの感度の高いヨーロッパでもよく使われています。

 

やわらか&なめらか「フランネル生地」

 

フランネル生地と中綿をくみあわせたラグです。クッション性があるので、コタツの下やホットカーペット・床暖房の上に敷くのに最適。足音が床にひびきにくいのも魅力です。コストダウンのために生地のボリュームを中綿でおぎなっており、安物感が否めないのが難点。プリントできるので柄のバリエーションは豊富ですが、高級感を出すには限界のある工法です。

 

おすすめは「シャギーラグ」「手織り」

オススメなのは、マイクロファイバーなど手ざわりの良い素材を使ったシャギーラグや、綿などの天然素材を使った手織りのいずれかです。

ループタイプは、ヨーロッパからの長い歴史があるだけあって、色んなデザインや種類のものがあります。でも、日本人の独特の使い方には不向き。フランネル生地ではなかなかオシャレな部屋が作れないので、ここではオススメできません。

 

−ラグってどうやってお手入れしたらいいの?

お手入れ方法

日々の清潔をキープするためにも、お手入れ方法を確認しておきましょう。

よく、洗濯機で「丸洗い可能」と記載されるラグを目にしますよね。これについてのウラ話をしていきます!

「丸洗い可能」の2つの側面

 

「丸洗い可能」と言う表記が決してウソをいっているわけではありません!ただ、

  • 洗濯機×洗剤で洗えるかどうか
  • 洗濯機に入る大きさかどうか

上記2点のことに着目してほしいのです。

「丸洗い可能」の記載がないラグには、実は高いスペックの糸や生地で丸洗いできても、分厚くて洗濯機に入らないという場合があります。

また、丸洗い可能の記載があっても、種類によっては(特に中綿タイプ)ラグの内部の菌までは死滅できない場合が。むしろ、中が見えないので不衛生になっていても気づかないおそれがあります。

ラグの洗濯は大変

ラグのお手入れは、

  • 掃除機でゴミ・ほこりを吸い出す
  • 布団のように天日干しする
  • 奥のゴミ・ほこりをたたき出す

これらが基本で、菌やダニにも1番効果があるでしょう。

もちろん、洗濯をしてからやる方が高い効果が期待できます。でも、丸洗い可能なラグのなかには、実物がかなり大きく乾燥に時間がかかるものもあるため、実際のお手入れは掃除機だけというご家庭が多いんです。

「丸洗い可能」はおまけ的存在でOK

日々のお手入れのしやすさを重視したい人は、丸洗い可能なものが良いかもしれません。ただ、オシャレさを重視したい人は「丸洗い可能」にとらわれず、デザインや素材を優先させても良いんです。

丸洗い可能なラグでも日々のお手入れは掃除機だけで十分ですし、年末大掃除などときどき洗って干して叩けばOKです。心配なら、市販の滅菌スプレーなどをかけておくのも良いでしょう。

丸洗いできないラグでも、部分的に洗えるものがあります。たとえば、飲みものをこぼしてしまった場合でもその部分だけ洗ってしっかりと乾燥させればOK!ただ、水洗いできないラグには注意です。