〜玄関マットの基礎知識〜
玄関マット、皆さんのお宅でも使われていますか?
インターネットなどを見ていると、必要性を感じないとおっしゃる方も数多くいる様子。使う派、使わない派はそれぞれ持論があるようです。そもそも玄関マットを敷く意味ってあるのでしょうか?今回は、その謎に迫ってみたいと思います。玄関マットの必要性、実用性について考えてみましょう。
玄関マット、敷いてますか?
玄関マットは、文字通り玄関に敷くもの。日本の一般的な住宅の形では、土間から上がったところに置くのが一般的ではないでしょうか。子どものころから自宅にマットが敷かれていた方にとっては、それが普通であって、特にその用途について疑問に思うことはなかったかもしれませんね。逆に、インテリアをカスタマイズしていくうちに、気になってきたという方もあるでしょう。敷くことのメリットって何なのでしょうか。
そもそもは
そもそも玄関マットは、室内でも靴で入ることの多い欧米の住宅で、靴底の埃や泥などを持ち込まないように使われていたものであったと想像されます。今では、日本でもお店の入口などにもそういったマットを敷くことが一般的になっていますよね。確かにこれがなければ、家の中まで泥だらけということにもなりかねません。しかし、日本では家に入るのに靴を脱ぐもの。では必要ないのでは?と思われるのも自然なことかもしれません。
埃を持ち込まない
実際のところ、日本家屋でも使われている玄関マットには、埃を室内に持ち込まないようにする役割があるのだそうです。確かに、靴の中に入ってしまった砂や小石などは、靴下に着いたまま家の中に持ち込まれます。そこにマットが一枚あるだけで、この汚れが緩和されるのだそうです。玄関マットを掃除すると、結構細かな埃や砂が入りこんでいたりして、驚きますよね。これが室内に散らばっていたら、と考えると、やはり埃落としとしての役割はしっかりと果たしていることが伺われます。
風水的には?
風水では、玄関マットを敷くことはとても大切なことと言われているのだそう。住人が外から持ち込んだ悪い気を、払ってくれる役割を果たしてくれるのだそうです。よい気も悪い気も入ってくる玄関は、常に綺麗にしておくことが大切。汚れやすい玄関マットも丁寧に掃除機をかけることが大切です。色は、玄関の方角によって相性の良いものがあるのだとか。気になる方はチェックしてみてくださいね。
素材はどう選ぼう?
玄関マットは、靴を脱いで最初に触れるもの。肌触りの気持ちよいものを選びたいですね。風水的には天然素材のものがおすすめだそうですが、感触がよいのは確かに綿や麻、ウールなど。季節によっても心地よいと思う素材は変化します。例えば、フカフカで気持ちがよいといっても、夏の暑いときにウールのカーペットは触れたくないですよね。シーズンに合わせて、心地よいと感じる素材を選んでみるのもよさそうです。